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ご案内「防災市民サミット2026」(9月6日(日)13:30~ 芦屋市役所 東館3F 大会議 室)

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*私が以前からお世話になっている*
*防災市民サミット実行委員会 代表 鎮静俊哉氏から*
*標記のイベントのご案内をいただきました。*

*毎年楽しみにしているのですが、*
*今回は熊本地震による緊急企画とのこと。*
*私もすぐに申込をさせていただきました。*

*同イベントには、何度か参加させていただいているのですが、*
*比較的少人数のイベントであるためなのか、*
*講師の先生も、**他では聞けないようなリアルなお話を*
*歯に衣着せぬ語り口でお話いただけるので、*
*毎回とても楽しく勉強になっています。*

*本当にお勧めの講座ですので、お時間がございましたら是非お申込みいただければと思います。*

9月号通信

9月号では、サロン・ド・キッチンの社交に関する考え方を紹介させていただきました。高齢者にとって社交は最高の娯楽ではないかと思います。社交が充実してくると若さや活力も戻ってくるように感じます。認知症予防にも社交に伴う緊張感や気配りは有効なのではないかと思っています。社交といってもただおしゃべりするだけでなく、一緒に過ごす時間をみんなが大切にするという雰囲気づくり大切なのではないかと思っています。

地域包括ケアシステムとは何ぞや

一般の人で「地域包括ケアシステム」と聞いて、それがどういうものかわかる方はほとんどいないと思いますが、介護を職業にしていても、結局何のことかわからないという人も少なくないと思います。

辞書的な説明は最後に回しますが、認知症ケアなど将来的な福祉ニーズの高まりが予想される中、早急な基盤整備が必要ということで、2005年に登場した仕組みです。その後20年以上、地位包括ケアを旗印に様々な施策が打たれていますが、認知症予防や認知症介護の基盤整備が進んだかと言うと、心もとない現状があります。

私自身は当時からこの「地域包括ケア」という言葉は、「地域総動員ケア」に変えた方が良いと思っていました。
「地域総動員ケア」の方が、広く国民に、介護の危機的状況を理解してもらい、様々なレベルの連携や社会資源の開発に参画してもらいやすいと思ったからです。
そして「地域総動員ケア」の中心に「地域包括支援センター」を配置し、様々な施策を推進すべきではないかと思っています。

言葉の問題はさておき、地域包括ケアシステムにおいても重要な構成要素になっている介護予防について、ここでは触れたいと思います。
現在、介護現場は「働き手」の不足から安定的なサービスの供給に黄色信号がともっており、「介護予防」のニーズは年々高まっています。
しかし「介護予防」が「リハビリ」と混同されて、有効な介護予防施策が打たれていないと思います。
真の介護予防は生まれたときから始まるものです。
子どもの時から高齢者や障害者と共に過ごし車いすの押し方や弱者への配慮を学ぶとともに、食育や歩育を通じて健全な心身の発達を促進し、
社会人になってもボランティア等を通じて社会福祉への理解を深めるとともに地域社会との絆を深め、壮年期にはそれぞれの老後や終末期に対する理解を深めるとともに老い活や終活としっかり向き合う。これらすべてが介護予防であり、豊かな長寿社会を築くために必要な取り組みではないでしょうか。

私は今からでも「地域包括ケア」という言葉を「地域総動員ケア」に変更し、真の介護予防に地域総ぐるみで取り組んでいく必要があるのではないかと思っています。

最後に、地域包括ケアの辞書的な説明を参考までに掲載しておきます。

今回も最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。

地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援を地域全体で一体的に提供する仕組みです。市町村や地域包括支援センターが中心となり、およそ30分以内で必要なサービスが届く圏域での構築を目指しています。
◎5つの構成要素
①住まい:安心できる居住空間や、プライバシーが守られる自宅・施設。医療:かかりつけ医による日常の診療と、病院による緊急時の連携。
②介護:訪問介護やデイサービス、施設入所などの各種介護サービス。
③予防:健康づくりや要介護状態になることを防ぐ取り組み。
④生活支援:見守り、配食、買い物支援などの地域の支え合い。

◎4つの支え合い(4つの助)
①自助:自分自身の健康管理や生活管理。
②互助:近隣住民やボランティア、NPOなどによる自発的な助け合い。
③共助:介護保険や医療保険などの社会保険制度。
④公助:生活保護や行政による税金を財源とした福祉サービス。

地域の総合相談窓口である厚生労働省の地域包括ケアシステム案内や、お住まいの自治体の窓口や地域包括支援センターが、具体的な相談や支援の拠点となっています。

8月号通信

暑い夏の運動は嫌われますが、日々の継続が力となりますので、暑い夏も変わらず、介護予防運動に取り組んでいます。サロン・ド・キッチンの運動は、1時間30分ぐらいゆったり時間をかけて、集団運動を中心に、一部個別運動をはさみながら実施しています。

人に見られながら歩く練習などは、緊張感もあり、皆さん真剣に取り組んでくださいます。運動は、認知症予防にもとても効果的ですので、暑さに負けず頑張りましょう。

7月号通信

遅ればせながら7月号通信をアップします。 いろいろな食材を使うことで、昔の様々な記憶がよみがえり話も広がりますし、認知症予防にも効果大だと思います。2年目もますます美味しいものが作れるように頑張ります。

6月号通信

ついつい忙しさからブログの更新ができておらず、6月~8月の通信の掲載ができていませんでしたので、遅ればせながらアップします。通信はアップしていなくても、認知症予防の料理と運動を、この間も一生懸命取り組みました。

認知症予防にも効果的な「外出」

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「外出」は、認知症予防・進行予防にとても効果的な活動の一つです。単なる気分転換ではなく、身体・脳・感情・社会性を同時に刺激するため、多面的な効果があります。

サロン・ド・キッチン北須磨では、4月~5月にかけて、外出に重点的に取り組んでいます。

①お花見

日本人にとって、お花見は特別な意味があるのではないでしょうか。要介護になっても、お花見や初詣など、近場でも、その時期に行けるということは、最低限度の文化的生活を保障する観点からも必要なことだと思います。しかし、なかなか家庭では高齢者をお花見に連れて行ってあげることも難しく、デイサービスには大きな期待がかかっていると思います。

サロン・ド・キッチンでは、料理デイらしく、午前にお弁当をみんなで作って、それぞれに弁当箱に詰めてお花見に出かけました。要介護高齢者の場合、ブルーシートを敷いて地面に座ることができる方は少ないので、この度はアウトドア用の椅子(サイドテーブル付き)と椅子に取り付けるドリンクホルダーを用意しました。

②兵庫大仏

神戸に住んでいてもご存じない方もいっらしゃいましたが、晴天の中に悠然と鎮座する大きな大仏様を拝んで「これで極楽に行けるわー」と素直な感嘆の声が漏れてきて、スピリチュアルケアにもなっていることを感じました。

③多聞寺のカキツバタ

神戸新聞朝刊の1
面に記事をみつけて、その日の内に、「午後から行きましょう」となりました。天気とご利用者様の体調さえよければ、急遽外出することも珍しくありません。よく外出行事は、計画が大事と言われますが、それは勿論なのですが、「計画して、当日の諸条件が悪いのに無理して行く」よりは「いつでも出かけられる準備をしておいて、諸条件がそろった時に、無理のない範囲で行く」方が、結果としては、労力もリスクも少ないのではないかと考えています。朝刊の記事を見てきれいなカキツバタを見たいと思いでかけたわけですが、ご利用者様からは「実物はやっぱり写真以上やなあ、きれいやわー」とうっとりした声が聞かれました。

④その他

須磨海岸(車いすの方もいらっしゃいましたが、波打ち際までみんなで行きました)

六甲アイランドのバラ園(無料のバラ園としては、神戸では一番では?)

フルーツフラワーパーク(広々としてきれいな場所を屋根付きの回廊で歩けるのが素晴らしい)

ポーアイのしおさい公園(神戸らしいみなとの風景を静かに楽しむならココですね)

烏原貯水池(森林と小川の景色がみられるスポットは神戸では数少ないので貴重です)

しあわせの村(安全に、気持ちよく歩けます)

サロン・ド・キッチンは小規模なので、こんなにたくさんの外出が出来ました。ご利用者様も、きれいなお花、広々とした景色、懐かしい場所に出かけることで、いつも以上に歩行も伸びて、帰りの車では居眠りされる方もチラホラ。

最後に、*外出が認知症予防に役立つ理由 *をまとめておりますので、

*1. **脳への刺激が増える*

外出すると、施設内とは違う景色・音・匂い・人との出会いがあります。

例えば:

– 季節の花を見る
– 店で商品を選ぶ
– 道順を確認する
– 周囲の会話を聞く

これらは、

– 記憶
– 注意力
– 判断力
– 見当識(場所・時間の理解)

を自然に使うため、脳活性化につながります。

*2. **「歩く」が脳血流を増やす*

歩行や軽い移動運動は、脳への血流を増やします。

特に高齢者では、

– 下肢筋力低下
– 活動量低下
– 閉じこもり

が認知機能低下と強く関連しています。

外出は、

– 歩行
– 立位保持
– バランス調整

を自然に行えるため、運動療法としても有効です。

*3. **感情が動く*

認知症予防では「感情刺激」が非常に重要です。

外出では:

– 「懐かしい」
– 「楽しい」
– 「また来たい」
– 「きれいやね」

など感情表現が増えます。

感情が動くと、脳の海馬や前頭葉が刺激され、意欲低下や無気力予防にもつながります。

*4. **社会交流が増える*

デイサービス利用者は、孤立感が認知症悪化要因になることがあります。

外出時には:

– 店員との会話
– 地域住民との交流
– 利用者同士の会話

が自然に生まれます。

これは「社会的認知」を維持する効果があります。

*5. **「役割」が生まれる*

特に効果的なのは“目的のある外出”です。

例:

– 買い物
– おやつ選び
– 園芸用品購入
– 神社参拝
– 地域イベント参加

「自分で選ぶ」「誰かのために行う」が加わると、主体性が高まり、前頭葉機能の活性化につながります。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

認知症予防と回想法

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こんにちは。サロン・ド・キッチン北須磨の西谷です。
先日、春の陽気に誘われて、午後から神戸市垂水区にある五色塚古墳に外出(屋外歩行訓練)しました。
サロン・ド・キッチン北須磨からは30分弱のドライブで、無料駐車場に到着。車から降りると同時にご利用者様には、二本ポールをもっていただき、
ノルディックウォークで歩きだします。

五色塚古墳は、名前だけは聞いたことがあったり、電車だと垂水辺りで少し顔をのぞかせているので知らない人は少ないかもしれませんが、今日のご利用者様は皆さん古墳に登ったことはないと言われていましたので、じゃあ登りましょうということで、100段ぐらいの階段をノルディックウォークで登っていただきました。

サロン・ド・キッチン北須磨では、日々ノルディック・ウォークで歩行訓練を行っていますので、階段を登るときも、2本ポールをしっかり支えに使って、安定して登り降りすることができていました。慣れない人は、階段で二本ポールを使うのは危ないのではないかとひやひやするかもしれませんが、特に下りの時には、ポールを思いっきり伸ばし使用することで、下の段に無理なくポールをつくことができるので、手すりをもつのと変わらない安定感で階段を降りることができます。

さて、話を戻しますが、そうやって、自らの足と手(2本ポール)で、階段を登って、古墳の上に立つと、目の前に明石海峡・明石大橋・淡路島の美しい風景が広がります。特段高い場所でもありませんが、古代のロマンを感じて自らの足で歩き初めて見る景色は、小さな感動が繰り返す波のようにご利用者様の体に沁み込んでいくようでした。「こんなところに来れてよかった」「すごい数の葺石だね」「昔は海からこの古墳を見たら輝いていただろうね」。心も解放されて、とてもいいお顔をされていました。

サロン・ド・キッチン北須磨の皆さんは、昔は外国にも行ったり、あちこち旅行された方が多いですが、それでも年を取ると「最近はどこにも行ってないわ」という方が少なくありません。たくさんの旅行の思い出も、心の奥深くにしまい込まれていて、思い返すことも少なくなっておられます。しかしこれはとてももったいないことだと思います。

サロン・ド・キッチンでは、認知症予防のために「過去」を大事にしています。過去の思い出を振り返ることは、脳(特に記憶や感情を司る海馬や前頭前野)を活発化させるため、認知症予防に非常に効果的です。
この取り組みは「回想法」と呼ばれ、脳の血流量を増やし、感情を安定させる働きがあります。

回想法は、瞑想のように、じーっと座って一人出来るものではありません。回想のためのヒントやきっかけが大変重要です。

過去の旅行の思い出を回想してみましょう、と言ってもそうそう簡単に出てくるものではありませんが、今回の五色塚古墳のように、ちょっとした新鮮な体験がきっかけとなり、昔の旅行の思い出がありありと蘇ってくるということがあるのではないでしょうか。

認知症予防や介護予防、介護の中で「残存機能の活用」ということがよく言われますが、過去の思い出は、使い方によっては大変強力な残存機能になります。自らの人生の肯定感、人とやさしくつながる安心感を高めることは、高齢者の前向きな(改善)可能性を助長するものであり、『自分らしさ』を保持し、自らの尊厳を守るためにがんばろうという気力を生むことにつながるのだと思います。

私は昨年、このサロン・ド・キッチンを作るにあたって株式会社のどのを設立しましたが、「株式会社のどの」の理念は、
「coloring the past] つまり過去を彩る、です。

語弊を恐れずに言えば、高齢者の介護にあたっては、
未来を彩るよりも、過去を彩る方が、幸福感が高まるのではないか、と私は考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

認知症予防における社交

こんにちは。サロン・ド・キッチン北須磨の西谷です。

ます最初に、この度福井工業大学の柳本有二教授による認知症予防に関する研究へのご協力の依頼につきまして、たくさんのご利用者様・ご家族様から「同意」をいただき、誠にありがとうございました。

さて、今回は、社交について考えてみたいと思います。

サロン・ド・キッチン(高齢者デイサービス)では、「介護予防」と「認知症予防」を目的に、「料理」「運動」「社交」に焦点化したプログラムを提供しています。

ところでちょっとややこしい話になりますが、社交と社会交流は同じ意味でしょうか。結論から言うと、「社交」と「社会交流」は
*似ているけれど同じではありません*。重なる部分はありますが、ニュアンスと範囲が違います。

*●社交(しゃこう)*
→ 人と人との関係を円滑にするための*振る舞い・マナー・付き合い方*に焦点があります。
・礼儀、気配り、会話の仕方
・初対面でも感じよく接する力
・いわば「人付き合いの技術・態度」

*●社会交流(しゃかいこうりゅう)*
→ 人や集団が関わり合う*活動そのもの*を指します。
・地域活動、イベント参加、ボランティア
・デイサービスでのレクリエーションや共同作業
・「人と関わる場・機会・行動」

*●イメージでいうと*

– 社交=「どう関わるか(質・スキル)」
– 社会交流=「関わること自体(機会・場)」

*●デイサービスの現場で考えると*

– 社交:利用者同士が気持ちよく話せるように職員が間を取り持つ、声かけの工夫
– 社会交流:みんなで料理、ゲーム、外出などをして関わる機会を作る

*●まとめると*

– 社交は「関係を良くするための力」
– 社会交流は「関係が生まれる活動や場」

高齢者と言っても、まだまだ現役には負けない気力体力財力をもって、やりたいことに色々チャレンジできる時代とは違って、要支援、要介護と進むと、これまで築いた人間関係も次第に縮小し、できないことが増え、人の助けを借りないといけない場面も増えてきます。自分の中では「自分らしさ」がどんどん奪われていくように感じ、人の助けを一つ借りるごとに「自信」を無くしていくということも少なくありません。若い時の「自分らしさ」に執着していまい、周囲との軋轢が生まれるようになると、自己の中に閉じこもるようになり、その分だけ頑固さが前に出てきます。

サロン・ド・キッチンが目指す社交とは、利用者が安心できる居場所となり、新しい自己像を築き上げていくサポートとなるような社交です。昔を大事に懐かしみ、老いを受入れ、他にやさしさをもち、楽しさに心が躍る若さを維持できる、そのような場所にしていきたいと思います。

「介護予防」や「認知症予防」は、利用者・家族にとっては切実な願いであり、希望であり、前向きに生きる活力の源です。真摯に「介護予防」「認知症予防」に取り組むことが、利用者・家族に寄り添うことであると考えています。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

5月号通信

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今年のお花見シーズンは天気がすぐれず2日(月曜と木曜)しかお花見に行くことが出来ず、天気が悪い日はお花見ドライブに変更しました。サロン・ド・キッチン北須磨では、お花見は、まず弁当作りから始まります。お弁当箱に詰め切らないほどのおかずを入れたら、さあ出発です。サロン・ド・キッチンは少人数ですので、移動は比較的スムーズです。車2台に分乗し、弁当屋やお茶、椅子をもっていきました。椅子は、このお花見のためにアウトドア用の軽くてしっかりしたものを購入しました。この椅子の優れた点は、お弁当やお茶をおける台がついているところです。でも、カップホルダーが一つではお茶しか置けないので、別付のカップホルダーをもう一つつけることで、お茶だけでなく温かいお味噌汁もお出しすることができました。この椅子のおかげでゆったりとお花を見ながらのお食事を楽しむことが出来ました。ご利用者様も大満足のお花見となりました。日本人にとってお花見は特別なイベントですので、妥協せずに来年も頑張って企画したいと思っています。